ワインラベルの読み方と選び方|初心者向けのコツ

ワイン

こんにちは、くろねこです!
ワインをもっと身近に楽しみたいみなさまへ、前回までは「ワインの基本」「ブドウ品種」「産地」「料理とのペアリング」などをお伝えしてきました。
今回は、いよいよ 「お店や通販でワインを選ぶときの決め手」=ラベルの読み方 をご紹介します。

ワインラベルは、その一本の「名刺」のような存在。
実は、難しい専門知識がなくても、 基本の見方 を押さえれば、失敗せずにお気に入りを見つけられるようになりますよ。

くろねこ
くろねこ

ラベルはエチケットとも言われるよ。産地によってラベルに記載してある情報が少し違うから、特徴を覚えると良いよ!

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ワインラベルに書かれている主な情報

ワインボトルの表には、ほとんど共通して次の項目が載っています。

1. 生産国・地域

  • フランス、イタリア、チリ、アメリカ、日本など。
  • さらに「ボルドー」「トスカーナ」「ナパ・ヴァレー」などの地域名が書かれています。
    → 地域ごとに味の傾向があるので、選ぶ目安になります。
くろねこ
くろねこ

国名よりも地域名が大きく書かれているものも多いよ!

2. 生産者(ワイナリー)

  • ボトルに大きく書かれている名前は 生産者
  • 信頼できる生産者を覚えると「外れないワイン選び」に役立ちます。
しろねこ
しろねこ

生産者名がそのままワイン名として浸透している作り手も多いわ。気に入ったワインの作り手はメモしておきましょう。ラベルをコレクションするのも楽しいわよ。

3. 品種(ぶどうの種類)

  • 例:カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネ、メルロー、リースリング。
  • 品種が書かれていると「どんな味か」がイメージしやすいです。
くろねこ
くろねこ

地域によっては使用できるブドウが決まっていることから、ブドウの品種を書いてないものもあるんだ。特にフランスの格付けワインではあまり記載が見られないと思うよ!

4. ヴィンテージ(収穫年)

  • 例:2020、2018 など。
  • 同じワインでも「年」によって味わいが変わります。
    初心者の方は、直近の年(新しいもの)を選べば飲みやすいことが多いです。
しろねこ
しろねこ

お手頃な値段のワインは早飲みが基本と覚えておいてね。何年も大事に取っておくと味が落ちてしまうわ。

5. 格付けや認証マーク

  • フランスなら「AOC」、イタリアなら「DOCG」など。
  • 難しく考えなくても「品質保証の印」と理解すればOKです。
くろねこ
くろねこ

格付けは本当にややこしいんだ、、、!今度ゆっくり説明するから、今はそういうものがあるんだな、くらいに思っておいてね。


初心者が覚えておくと便利なラベル読みのコツ

コツ1:品種名を探す

「カベルネ=しっかり赤」「シャルドネ=万人受けしやすい白」など、ざっくりとした特徴を覚えておくだけで、選びやすさがぐっと変わります。

カベルネ・ソーヴィニヨンのワインを探す

シャルドネのワインを探す

コツ2:産地をざっくり理解する

  • フランス・イタリア=伝統的・食事に寄り添う
  • チリ・オーストラリア=果実味豊かでコスパ◎
  • 日本=和食や繊細な料理に合いやすい
くろねこ
くろねこ

経験上の話になるけど、他国のワインと比べてフランスのボルドー、ブルゴーニュのワインは「ブドウから離れた」ワインに仕上がっている印象だよ。熟成する過程でブドウ以外の風味が出てくるんだ。

しろねこ
しろねこ

そうね。イタリアでもトスカーナのブルネッロや、ピエモンテのバローロ、バルバレスコなんかもその部類に入ると思うわ。いわゆる昔ながらの銘醸地のワインはわかりやすいブドウの味わいからは離れているわね。

くろねこ
くろねこ

フルーティなブドウの味わいを楽しみたいならオーストラリアやニュージーランドあたりのワインがおすすめかな。フランスで選ぶなら南仏やアルザスの白ワインなんかもおいしいね!

しろねこ
しろねこ

イタリアなら、同じトスカーナのワインでもサンジョヴェーゼ主体のものにするとか。シチリアのネロ・ダヴォラも捨てがたいわね、、、

コツ3:ヴィンテージは気にしすぎなくて大丈夫

保存環境によって差が出るので、最初は「新しめの年」を選ぶと安心です。

コツ4:エチケットのデザインも参考に

実は「ラベルの雰囲気」と「味わいの方向性」がリンクしていることも多いです。

  • シックでクラシックなデザイン=伝統的、重厚な味
  • ポップでカラフルなデザイン=飲みやすくカジュアル
くろねこ
くろねこ

ものすごい例外として紹介するんだけど、5大シャトーに名を連ねるシャトー・ムートン・ロートシルトは毎年著名な画家の絵をラベルにすることでも有名なんだ。ときには「おや?落書きかな?」と思うくらい親しみやすいラベルが付いていることもるんだけど、値段はちっとも親しみやすくないよ(汗)

しろねこ
しろねこ

落書きとか言うと怒られるわよ、、、


実際に選ぶときのステップ

  1. 「今日は肉料理?魚料理?」をイメージ
  2. 「赤か白か」を決める
  3. 「好きな品種 or 試してみたい品種」を探す
  4. ラベルのデザインで直感的に選んでみる

これだけで、気分に合ったワインを選べる確率がグッと上がります。

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まとめ:ワイン選びを楽しもう

ワインラベルは、慣れると 宝の地図 のような存在です。
「何を選んでいいかわからない…」という不安も、ラベルの基本を知るだけで解消できます。

ぜひスーパーやワインショップで、今日ご紹介したポイントを探してみてください。
きっと「自分だけのお気に入りの一本」に出会えるはずです。

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