こんにちは!くろねこです。
前回は「オンラインスクールで学ぶメリットと選び方」についてご紹介しました。
「学んでみたい」という気持ちが少しずつふくらんできた方も多いのではないでしょうか?
今回のテーマは、いよいよ実践編。
「自分でワインを選べるようになる」ためのポイントを、初心者にもわかりやすく解説します。スーパーやネットショップで迷わずワインを手に取れるようになる第一歩です。

簡単なポイントをおさえた実践編だよ!頭の片隅においておいてね。
1. ワインラベルは「ワインの履歴書」
ワインを選ぶとき、まず目に入るのがラベルですよね。実はラベルには、そのワインの個性や背景がぎっしり詰まっています。まさに「履歴書」のようなもの。
ラベルに書かれている情報を少し理解するだけで、味わいを予測できるようになります。
ラベルに書かれている主な情報
- 生産国・地域
- 例:France(フランス)、Italy(イタリア)、Chile(チリ)
- ワインは産地ごとに特徴があり、「どこのワインか」を知るだけでも味わいのイメージができます。
- ブドウ品種
- 例:Cabernet Sauvignon(カベルネ・ソーヴィニヨン)、Chardonnay(シャルドネ)
- 品種を知っておくと、自分好みの味に近いワインを探しやすくなります。
- 生産者(ワイナリー名)
- 評判の良い生産者を覚えておくと、別の銘柄を選ぶ際にも安心です。
- ヴィンテージ(収穫年)
- 若い年はフレッシュな味わい、熟成した年は複雑でまろやかに。
- アルコール度数
- 度数が高めだとしっかりした味わい、低めだと軽やかな印象になります。

一見何が書いてあるのかわからないようだけど、実はワインのヒントがたくさん隠されているのね。
2. 品種を知れば“選ぶ力”がつく
ワインの味わいを決める最大の要素はブドウ品種です。
品種をいくつか覚えると、ラベルを見ただけで味をイメージできるようになります。
赤ワインで覚えたい品種
- カベルネ・ソーヴィニヨン:力強くて渋みがあり、お肉料理にぴったり
- メルロー:やわらかくて飲みやすく、家庭料理にも合わせやすい
- ピノ・ノワール:エレガントで軽め、魚や鶏肉とも合う

この3品種は世界各国で栽培されている国際的な品種だよ!産地によって味わいが違うから飲み比べも楽しいね!
白ワインで覚えたい品種
- シャルドネ:まろやかでコクがあり、幅広い料理に合う
- ソーヴィニヨン・ブラン:爽やかで柑橘系の香り、サラダや魚料理と好相性
- リースリング:甘口から辛口まで幅広く、フルーティーで親しみやすい
💡まずは、この6種類を押さえるだけでワイン選びがぐっと楽になります。

白ワインはステンレスタンク発酵か樽発酵かでも味わいがぜんぜん違うのよ。オセアニアのシャルドネはステンレスタンク発酵のさっぱりしたタイプが多い気がするわね。逆にブルゴーニュあたりだと樽発酵の重厚なタイプに出会えるわよ。
3. スーパーやネットで失敗しない選び方のコツ
価格帯を決めてから選ぶ
初心者の方には、1,000円〜2,500円台のワインがおすすめ。
この価格帯は「気軽に買えるけれど、しっかり美味しい」バランスが取れています。
産地ごとの特徴を意識する
- フランス:上品で複雑
- イタリア:食事に寄り添う軽やかさ
- チリ・オーストラリア:コスパ抜群で親しみやすい
「今日は家族で肉料理だから、しっかりしたチリ産のカベルネ」など、料理との組み合わせで選ぶと失敗しにくいです。
ラベルのデザインに頼ってみてもOK
意外かもしれませんが、初心者のうちは「ラベルが素敵」と感じたものを選ぶのも一つの方法です。
お気に入りのデザインだと、飲む前から気分が上がりますし、記憶にも残りやすいんです。
4. ワインショップでの“ちょっとした質問術”
もし時間に余裕があれば、近くのワインショップに立ち寄るのもおすすめ。
その際、こんなふうに質問してみましょう。
- 「今日の夕飯が◯◯なんですが、合うワインはありますか?」
- 「フルーティーな白で、2,000円くらいのおすすめは?」
具体的に伝えることで、お店の人がぐっと選びやすくなります。
そして「これはおいしかった」と記録しておけば、次回の選択肢が広がります。
5. 学んだ知識を“実践”してみよう
知識を学んだら、実際に試すことが大切です。
- 「今日はカベルネを選んでみよう」
- 「次は同じシャルドネでも、産地が違うものを飲み比べよう」
こうした体験の積み重ねで、「自分の好きな味」がはっきりしてきます。
オンラインスクールを利用すれば、テイスティングセット付きで届くので、家にいながらこうした比較体験ができるのも大きなメリットです。
まとめ:選ぶ楽しさを味わおう
ワインは、ただ飲むだけでなく「選ぶ楽しさ」が魅力のひとつです。
ラベルを読めるようになると、まるで新しい言語を理解できるような感覚になり、ワインの世界が一気に広がります。
- まずはラベルの基本を押さえる
- 品種を少しずつ覚える
- 実際に飲んで「自分の好み」を見つける
これを繰り返すだけで、自然とワイン選びが楽しく、自信を持てるようになります。
次回は、もう一歩踏み込んで「資格取得も視野に入れた、お得なワイン学習法」についてご紹介します。
忙しい毎日でも無理なく学べる工夫をお伝えしますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね!
もっと詳しくワイン選びを知りたい方はこちらの記事もチェック!→ワイン初心者講座
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