全6回にわたってお届けしてきた「ワイン中級者へのステップアップ講座」。
ここまで読み進めてくださった皆さんは、きっと「ただ飲む」から「選んで楽しむ」へと、一歩進んだワインの世界を体感していただけたはずです。
今回は最終回として、これまでの学びを整理しつつ、ワインライフをより楽しく充実したものにできるようまとめていきます。

中級講座もこれで修了!好きなワインは見つかったかな?今までに飲んでぜひおすすめしたい一本をくろねこのワインリストで紹介していくからぜひ覗いてみてね!
1. 基礎から応用へ ― 学んできたことを振り返る
第1回:ワインの学び方を知る
ワインは本や資格だけではなく、日常の食卓で楽しむことが最大の学びでした。
第2回:ぶどう品種を知る
シャルドネやカベルネ・ソーヴィニヨンをはじめ、品種はワインの個性を表すラベルであることを学びました。
第3回:産地の違いを味わう
同じ品種でも産地によって大きく変わることを理解。”地図を読むようにワインを飲む”感覚を得ました。
第4回:ラベルを読み解く
AOCやDOC、AVAといった格付けやヴィンテージの見方を習得。「選ぶための羅針盤」を手にしました。
第5回:中級者向けの楽しみ方
比較テイスティング、ペアリングの探求、熟成の楽しみ、そしてコミュニティへの参加。
“ワインの幅を広げること”と“深めること”を実践するステージでした。
2. これからのワインライフを豊かにするヒント
ここからは、学んだことをどう楽しみに変えていくかが大切です。
● 自分の「好きな1本」を探す
産地や品種の知識を活かして、自分の定番ワインを見つけましょう。
その1本が、ワインライフの“軸”になります。
● 比較して飲む
同じ品種の産地違いや、ヴィンテージ違いを飲み比べることで、驚きや発見が増えます。
● 食とのマリアージュを探求する
「今日はこの料理だから、このワインを合わせてみよう」という発想で、日々の食卓がぐっと楽しくなります。
● 記念日ワインを育てる
少し良いワインを買ってセラーに寝かせ、結婚記念日や誕生日に開けるのも素敵な楽しみ方ですよね。

飲む相手と一緒にワインを選んでいるときの思い出も蘇るね!たくさん種類があるからこそ、悩んで選んだ一本に愛着が湧くよ。
3. 中級者から先へ ― ワインの世界はまだまだ広い
ワインの世界は無限に広がっています。
- 新世界ワイン(チリ、南アフリカ、オーストラリアなど)の探検
- ナチュラルワインやオレンジワインといった新しい潮流
- シャンパーニュやスパークリングの奥深さ
「知識」から「体験」へ、そして「共有」へと進むことで、ワインはますます自分の生活に溶け込んでいきます。
まとめ
初心者から中級者へのステップは、知識を得て、自分で選べるようになることでした。
ここまでの学びで、皆さんはすでに「自分で楽しむための地図とコンパス」を手にしています。
あとは自由に、気軽に、そして時には特別に――。
ワインは人生を彩る最高のパートナーになってくれますよ。
お好きなワインを注いだグラスを傾けながら、自分だけのワインの旅を続けてくださいね。
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