なぜ人は、ボルドーに帰ってくるのか
世界中にワイン産地は数あれど、
「ワインの原点」として語られるのは、やはりボルドー(Bordeaux)です。
その魅力は単なる高級感ではなく、歴史・格・時間の深みが一体となった“完成された世界”。
ワイン愛好家にとってボルドーは、知識を深めるほどに惹かれていく、永遠の学びの対象です。
しかし近年、そんなボルドーワインにも変化が。
格付けの名門ワインが、今や1万円以下でも楽しめる時代になってきました。

おすすめのボルドーワインを5本紹介していくよ!
次に何を飲もうか迷っている人はぜひ参考にしてみてね。
※本記事にはプロモーションが含まれています。
🏰 格付けが語るボルドーの品格
ボルドーのワインは、格付け制度(Classification)によって品質が保証されています。
代表的なのは「1855年のメドック格付け」。
その中で頂点に立つのが、五大シャトーと呼ばれる名門たちです。
- シャトー・ラフィット・ロートシルト(ポイヤック)
- シャトー・ラトゥール(ポイヤック)
- シャトー・マルゴー(マルゴー)
- シャトー・オー・ブリオン(グラーヴ)
- シャトー・ムートン・ロートシルト(ポイヤック)
ただしこれらは数十万円クラスの世界。
そこで今回は、「格付けの血統を引きつつ」、「確かな造りのもので」、「1〜2万円以下で購入可能」なものをメインに、
愛好家にも初心者にもおすすめのボルドーワイン5本を厳選しました。
🍇 愛好家におすすめしたい“手の届く名門”ボルドーワイン5選
①バロン・ド・ブラーヌ 2020(Baron de Brane)
メドック格付け第2級「ブラーヌ・カントナック」のセカンド。しなやかで華やか、クラシックなボルドースタイル。
購入はこちら②パゴド・ド・コス 2020(Pagodes de Cos)
第2級「コス・デストゥルネル」のセカンド。力強くスパイシーで、右岸派にも人気のある1本です。左岸らしさを体感したいなら迷わずこちら!
購入はこちら③バロン・ド・レスタック ボルドー ルージュ
フルーティーで飲みやすいデイリーボルドー。価格以上の安定感でリピート多数を誇ります。気に入ったならまとめ買いしておくのが◎
購入はこちら④グランヴァン・ド・サンテミリオン(Grand Vin de Saint-Émilion)
メルロ主体の柔らかい味わいがお好きな方にぴったりの1本。果実味と樽香のバランスが絶妙で、丁寧な造りが感じられます。
購入はこちら⑤パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー 2022(Pavillon Rouge du Château Margaux)
名門マルゴーのセカンド。香り高く、贈り物にも最適な1本です。5大シャトーのうちで最も女性的と言われるエレガントさを感じてみたいなら試してみるしかありません。
特別な日にぜひ手にとってみてくださいね。
🍷 ワイン選びのポイント
① セカンドワインで“名門のDNA”を楽しむ
「セカンドワイン」とは、名門シャトーが同じ畑の若木や別区画から造る、いわば“弟分”のワイン。
品質は折り紙つきながら、価格は本家の1/3〜1/5程度。
ボルドーを知る入口として最適です。
② 産地で選ぶ
- 左岸(メドック・グラーヴ):カベルネ・ソーヴィニヨン主体、骨格があり長期熟成向き。
- 右岸(サンテミリオン・ポムロール):メルロ主体、柔らかく親しみやすい。
飲み比べると、まるで赤ワインの“哲学”の違いが見えてきます。
③ 価格より“ストーリー”で選ぶ
「名門の血筋」「格付け」「造り手の哲学」──
その背景を知ることで、ワインは何倍も美味しく感じられます。
🍽️ ボルドーをもっと楽しむためのペアリング
- 赤身肉 × 左岸ワイン:サーロインステーキにメドック格付けの赤を。
- 鴨のロースト × 右岸ワイン:メルロのまろやかさが絶妙にマッチ。
- チーズ × 甘口ソーテルヌ:塩味と甘味のコントラストが至福。
ボルドーワインは、料理との調和で真価を発揮します。
少し贅沢なディナーに、1本だけ格付けボルドーを添えてみてください。
✨ まとめ:ボルドーは“時間を味わうワイン”
ボルドーの魅力は、派手さではなく静かな高貴さにあります。
一口飲むごとに広がる奥行き、香りの余韻、時の流れを感じる深み。
それはまるで、人生そのものをグラスに映したような体験。
まだボルドーを飲んだことがない人も、
今日ご紹介した5本のうちどれか1本から始めてみてください。
きっとあなたのワインライフに、「格」と「余韻」という新しい価値が生まれるはずです。
オーストラリアワインをお探しの方はこちら➡今こそ味わいたい!オーストラリアワインおすすめ5選|自宅で楽しむ極上の一本を見つけよう


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